今後、高騰が期待されているマレーシアの土地購入は、海外の不動産投資において非常にホットな案件と言われています。その理由のひとつに、リゾート開発が挙げられています。今、マレーシアは、国を挙げて観光産業のテコ入れに取り組んでいるため、マレーシアの土地購入は投資として収益が期待できるわけです。

マレーシアには、世界的に有名なペナン島に加えて、ボルネオ島・ランカウイ島などの観光資源が多く、それらのリゾート開発が急ピッチで進められています。元々マレーシアの主要産業のひとつであった観光産業ですが、リゾート化により、さらなる経済の軸へと成長させることが狙いと言われています。前述のような知名度の高い地域以外にも、ティオマン島・パンコール島・レダン島・キャメロンハイランド・ゲンティンハイランドなどもあり、広大な面積を生かしたリゾート計画が進行中です。

このようにマレーシアの不動産投資において、土地購入は高い収益の可能性が期待できるわけですが、注意しなければいけないのは、こうした観光産業・リゾートの計画というのは、国の経済状況や政策に大きな影響を受けるという点にあります。仮に、現在の主要産業である輸出・製造・ＩＴに対してインパクトがある状況が発生した場合、国としてはまずそちらを優先することになります。つまり、観光産業は後回しにされる可能性があるということです。これが先進国であれば平行して進めることは充分に可能ですが、未だシンガポールのＧＤＰにも追いつけていないマレーシアでそれを行うことは難しいかもしれません。マレーシアの土地購入については、そういった点をリスクとして把握しておかなければなりません。

ですが、そういった情報をどのように入手し、どのように対応してゆけば良いのでしょうか？　とにかく日本は投資においては後進国であり、ノウハウ・情報ともに取り残されている傾向があります。トレンドに取り残され、いつも後を追いかけている状況とも言えるのではないでしょうか。

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